少年ウィルと親戚のイーサン、その友だちのダニエルとジェシー、アリシアの5人は、ダイナーでの報告会を終えて、自宅にむかって自転車で夜道を走っていました。イーサンとダニエルは他愛もない話をしながら、ジェシーとアリシアは宿題の進行状況を話しながら、ウィルは満天の星空をみあげながら自転車を走らせます。

そのときです、数百メートル先の住宅街の一部が停電になりました。5人は急ブレーキをかけて自転車をとめ、唖然としました。停電した住宅のそばに、見たこともない巨大な影を目撃したからです。その巨大な影は大きな1つ目をもち、住宅街の電気を体に吸収しながらゆっくりと移動しています。電気を吸収する度に身体の一部から光を放ち、その影はゆっくりと消えていきました。

創作日記：電気を食べるモンスターを描きました。背中に豆電球のような明かりをつけてみました。電気を食べたあと、背中からフワッと光を放ちます。