wonder holiday について
「wonder holiday」は、アメリカの中南部の大自然に囲まれた架空の小さな町ヘデリックスを舞台にした空想の物語のタイトルです。長期休暇で訪れた少年ウィルと地元の少年少女たちとの日常と冒険をテーマにして、少年ウィルが見聞きしたものをモチーフにして創作していきます。
エピソード
第1章 夏がやってきた
少年ウィルの夏休みがはじまりました。ウィルは、ヘデリックスの町から車で西へ数キロ先走ればたどりつく、大きな湖に家族といっしょに向いました。釣りが大好きなウィルは、テント設営を両親に任して釣り竿をもって水辺へ駆け出し、ボートを漕ぎ出します。
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第2章 ふしぎなことが起きた
ひとしきり釣りを楽しんだウィルは、両親といっしょにバーベキューの準備をしていました。母親といっしょに野菜をきっていると急に視界が薄暗くなるのを感じ、びっくりして空を見上げると太陽が徐々に欠けていく瞬間を目にします。天体観測に関わる仕事をしている両親は、日食の時期でもないこの現象にひどく驚いていました。この出来事は翌日のニュースにもなりましたが、日食ではないことだけがわかり、ヘデリックス近辺だけに起こった不思議な現象として報じられました。
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☞ふしぎなことが起きた第3章 宝物さがしゲーム
少年ウィルの父親の兄にあたるジョンおじさんの家にしばらくお世話にになるウィルは、ひさしぶりに同い年の親戚イーサンと遊びにでかけました。イーサンの友達が待っているヘデリックス小学校へふたりで向います。
イーサンの学校友だちの間では、宝さがしゲームが流行っています。ウィルもその遊びに参加することになりました。数人が二つのグループにわかれ、一方のグループは宝ものを学校の裏山に隠して、その宝がどこにあるのかヒントになるなぞなぞのワードを教室や校内に隠していく。もう一方のグループは見つけたヒントの謎をといて宝ものを制限時間内に探しあてる遊びです。
ウィルは宝ものを探すグループにはいることになりました。ヒントから導きださした答えは、学校の裏山の大きなカーブを描いている川の付近、夕方の時刻に長い影をつくる大きな岩場の下にあるはずと考えます。祖父からプレゼントされたコンパスを手にしてウィルは岩場の方角を指さしました。
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第4章 相棒犬のコル
少年ウィルの家族が可愛がっている愛犬ボーダーコリーの名前はコル・カロリ。ウィルが小さい頃からそばにいる友人のような存在。コル・カロリの名前は、天体観測好きな両親が星の名前から名づけました。コルは、とても賢く勇敢な犬です。長期休暇もウィルといっしょに過ごすことになりました。
ウィルは、相棒犬のコルと早朝のヘデリックスの街を探索するのが日課です。まだ人も車も通っていない街なかを自転車で走り回るのはとても気持ちがよく、長期休暇の間にヘデリックスで知らない場所がないくらいに走りまわるのが目標です。
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第5章 森に住む3匹のお化け
少年ウィルの親戚のイーサン、その友だちのダニエルとジェシー、アリシアの4人は、ヘデリックス小学校の新聞部に所属している仲間です。彼らのチームのテーマは「wonder」です。不思議な事件や出来事を取材しています。謎の日食事件など不思議な出来事は、彼らにとって次号の特集のネタになっています。
彼らは、ウィルも新聞部の仲間に迎え、へデリックスで多くの家族に親しまれるダイナー「Brand New Day」でハンバーガーにポテト、コカ・コーラを手にしながら、町の不思議な噂話で盛り上がっていました。特にここ最近、コカブの森でお化けをみたという噂があり、その話でもちきりになっています。目撃談がおもいの他多かったこともあり、その場でお化けがほんとうにいるのかどうか、確かめにいこうということになりました。
ウィルたち5人は、街で噂になっている「コカブの森のお化け」が存在するのか確かめるため日が沈む時間に森の中へ入りました。懐中電灯の光は暗い森の一部分しか照らすことができません。フクロウや動物の鳴き声も暗闇の中では不気味に聞こえます。5人はドキドキしながら、森の中心あたりまできたとき、黄色と赤色、水色の光を放ちながら宙を舞っている何かに遭遇しました
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☞暇さえあれば図書館で読書する友だち
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☞いろんな場所へ冒険したいと夢みる友だち
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